The cross section of Noise
(ノイズの断面)

H300×W180cm
ペーパークロス

2024年

⚫︎この作品の下には障がいのある人やない人、4歳から96歳までの様々な世代の人々、人種や国籍や言葉も違う人たちの描線や色彩が5年ほどの時間をかけて地層のように堆積している。描かれた場所も駅前の路上や公園、障がい者施設など様々。一つのテーマによって描かれたものではなく、その時々の気持ちに合わせて1分で描きなぐられたものもあれば2時間ほど描きこまれたものもある。
 この5年、世界は異常気象とコロナウイルスに覆われ、ウクライナやガザでは多くの人々が虐殺される戦火の日常が現れた。この作品の下層からは、そんな時代を生き延びようとしている人々の叫びがノイズのようになって、私に迫ってくる。
 そんなノイズとの対話を続けながら、制作に立ち向かったのが、この作品である。
 このノイズを、私は受け止められるのか、どう受け止めればいいのか?
 もしかしたら、このノイズは、既成の価値観や様々なヒエラルキーによって秩序化された社会からは、排除されていくものかもしれない。あるいは、分断化され、明日を奪われていく人々をつなぐ希望の糸のようになっていくのだろうか?

2015年 書家井上有一生誕百周年『2015有一ingアート展』企画・出展
2015年 広島被爆70周年ピースアート展で広島市立養学校高等部生徒と『Hirosima/Fukushima/Guernica』の壁画制作
2016年『書法的解放/紀念井上有一百年誕辰+対話井上有一藝術展』(北京紫禁城大廟藝術館)出展
2017年『フェースofワンダーの壁/愛展』
2018年『Expression展』(イタリア•カッラーラ市リスパルミオ財団ビネッリ館)企画・出展
2019年『生命美動的表現者展』(中国河南省十方藝術館)企画・出展
2021年『語りかけるものたち展』(銀座枝香庵)企画・主催
2022年〜現在『フェースofワンダーの世界』企画・主催
2022年〜現在『みんなで楽しむ路上アート』企画・主催
2023年〜現在『湘南の丘展』
2024年〜現在『さがみはらSAKURA路上アート』(相模原市と共催)企画・主催
2024年『JAALA国内展2024』
2025年『JAALA国際交流展2025』

⚫︎主な著作
『アートびっくり箱』(学研)
『続アートびっくり箱』(学研)
『ねっこのルーティ』(パロル舎)
『海辺の一日』(時のしっぽ舎)
『己事記』(時のしっぽ舎)

{title}